窓ガラスフィルムのJIS規格とは?

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窓ガラスフィルムのJIS規格【JIS-A5759】について

このJIS-A5759という規格は、日本工業規格『JIS-A5759建築窓ガラス用フィルム』の試験に合格した窓ガラス飛散防止フィルムである事を示しています。

この規格は1982年に制定され、日本工業標準調査会の審議を経て、経済サイン業大臣が最後2016年に改正されています。

主に建築用の窓や出入口に使用されるガラスを対象とし、アクリルやポリカーボネート等樹脂でできた有機ガラスは対象外としています。

JIS-A5759の試験について

このJIS-A5759は様々な試験により、その窓ガラスフィルムの安全性や品質を証明しています。

いくつか試験の一例をご紹介致します。

飛散防止という点では層間変異試験とショットバッグ試験の2種類の試験があります。

層間変異試験

油圧により窓枠を変形させ、ガラスを歪ませて破壊、飛散するガラスの量を調べる試験です。

この試験は飛散防止率が95%以上で合格です。

ショットバッグ試験

人の頭部に見立てた砂袋をガラスに衝突させ、飛散したガラスの質量を調べる試験です。

大きな破片10個の総質量が80g以下、且つ最大質量が55g以下で合格です

防犯用窓ガラスフィルムでは、ガラス貫通防止試験が行われます。

鋼球落下試験(記号A)

落下の高さ3m

貫通しなければ合格

鋼球落下試験(記号B)

落下の高さ1.5m

貫通しなければ合格

試験条件

試験フィルム: 幅0.9m x 長さ1.1mの防犯用窓ガラスフィルムを5mの板ガラスに貼り付ける。それを3枚使用

鋼球: 直径1m、質量4.11kg

落下回数: 三角形の各頂点に落下させる

日射調整では以下の試験が行われ、記号で分けられます。

可視光線透過率

60%未満 … 記号A

60%以上 … 記号B

熱還流率

可視光線がA

 4.2以下 … A

 4.3以上4.8以下 … B

可視光線がB

 4.2以下 … C

 4.3以上4.8以下 … D

紫外線透過率

3%以下であること

このようにJIS-A5759に適合された窓ガラスフィルムは、高い品質や安全性が証明されます。

ただし、この規格に適合していないから低品質というわけではありません。当社で取り扱っているメーカーの窓ガラスフィルムはこのJIS-A5759に適合していなくても、メーカー各社でこの規格に準拠した仕様にて製造していますので、品質や安全性、各性能についてもご安心してお選び頂ければ幸いです。

当店の窓フィルム施工実績

当店について

当店は千葉県や東京で窓フィルムの販売・施工を行っております。一般住宅から店舗、工場、オフィス等で数多くの施工実績がございます。

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